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【2025年7月最新】台湾「城鎮韌性(防空)演習」日程&観光客向け注意点ガイド

台湾情報
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7月の演習スケジュール|訪台前に要チェック

今年2025年、台湾では従来の「萬安演習(萬安演習)」と「民安演習」が統合され、「城鎮韌性演習」として実施されます。地域ごとに4日間にわたり、平時の訓練と実地演習が交互に行われる予定です。

地域日時対象地域演習内容
中部7/15(火) 13:30–15:00台中市、苗栗、彰化、南投、雲林、※嘉義県・市は災害対応で中止防空警報・避難・交通規制・救援訓練など
南部7/16(水) 13:30–15:00高雄市、屏東県同左。台南は中止
北部7/17(木) 13:30–15:00台北・新北・桃園・宜蘭・新竹県市・基隆同左
東部・離島7/18(金) 10:00–11:30花蓮・台東・金門・連江・澎湖同左

※演習は漢光演習(軍の大規模演習)とも連動しており、約90分間にわたり、警報発令から救援訓練まで実施されます。


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防空警報が鳴ったらどうする?演習の即時対応を知ろう

防空演習中、屋外や施設内で緊急警報が流れたら下記の行動をとってください。

1. 警報音(1長音+2短音×3回)が鳴ったら…

  • 車道で運転中なら:即座に「路肩停車」、車を降りて避難所へ移動
  • 電車・飛行機など公共交通機関利用中なら:運行継続ですが、駅・空港を出たら誘導に従って避難
  • 宿泊中・自室なら:ガス・電気・水を止め、ビル地下や安定した場所に避難。緊急時は机の下に身を寄せ、固定された態勢を保つ

2. 演習解除音(長音90秒)が鳴るまで待機

  • 車・徒歩ともに:誘導があるまで車中に戻らない
  • 公共交通機関の運行再開:警報解除後に徐行運転されます

演習不参加や移動阻害が発覚した場合は、罰金3万~15万新台湾ドル(約13万円~65万円程度)が科されるので特に注意。


観光客が注意すべきポイント|旅行プランと対策

1. 大事な観光行程をずらす

演習は都市ごとに時間帯が決まっているため、演習地域と日時が重なる観光プランは予め避けましょう。例えば「7/17の台北観光」は午後1時30分~3時を避け、午前中か夕方に切り替えるのがベター。

2. 空港・飛行機はほぼ影響なし

台湾の飛行場や鉄道・捷運(地下鉄)は演習中も運行されます。ただし、関連施設から出た直後に警報が鳴ると、保安検査場を抜けたあと避難指示が出る場合あり。クリアしたら即座に指示に従いましょう。

3. 食事・デリバリー・カフェは断念するか調整

演習時間中、外食やデリバリー(Uber Eats、foodpanda)は停止。演習後も混雑緩和に時間がかかる可能性があります。昼食は早めに取るか、あらかじめ購入して演習後に食べる計画が安全。

4. スマホ・アプリで警報確認

台湾では、当日の演習開始時に防空警報がスマホへ自動通知される仕組みです。事前に台湾シムを有効化しておき、「警政サービス」「北市警政」「消防防災e點通」などのアプリや現地アプリをインストールすることをおすすめします。

5. 避難所チェックも観光の一部に

避難所(防空避難室)は、観光施設やホテル地下に設置されているケースあり。地図やアプリで事前に確認しておくと、演習が観光体験の一部になって、なおかつ万が一の際にも安心です。


持ち物・準備チェックリスト

  • 台湾の現地SIMやモバイルWi‑Fi:警報通知を受けるため
  • スマホにアプリ登録+緊急連絡先の登録:誘導・不明時の対応に
  • モバイルバッテリー:長時間の外出でも通知確保
  • 飲料・軽食:演習時間中は飲食不可の可能性を考慮
  • 現金少量:緊急時、電子決済が一時停止する可能性あり

旅行者が知っておきたいQ&A

Q. 演習を見学しても良い?

A. 一般の参加見学は限定的ですが、地下街やオープンスペースでの誘導を見ることは可能。迷子にならないよう、演習開始前にガイドに同行するか、周囲との連絡手段を共有しておくと安心です。

Q. 日本語の案内はある?

A. 個別施設やインフォメーションセンターでは日本語対応もありますが、警報時の即応動作は図や英語・簡体字案内の判断が必要です。「安心して避難」の合図として、アプリ通知と現地標識の両方に注目しましょう。

Q. 演習以外の緊急放送とどう違うの?

A. 演習警報は緊急警報音(1長+2短音×3回)とスマホ通知で発令。終了後は長音90秒の解除音で完了。災害発生時の本番警報と同様の方式です。


最後に:台湾旅行の安全・安心を高めるために

演習中の避難や交通規制は一時的ですが、台湾の民防体制が高度に機能していることを体感できる機会でもあります。立ち止まって避難することに抵抗を感じる場面もあるかもしれませんが、現地のルール・誘導に従うことで、旅行をより快適にできます。

ぜひスマホ通知をONにし、食事スケジュールや移動計画に少しだけ余裕を持ってください。演習は旅の「ハプニング」として楽しむ姿勢が、ストレスフリーな旅に繋がります。

台湾旅行で知らずに演習に巻き込まれた…なんてことがないよう、7月の旅行では日程と演習時間のチェックを忘れずに。安全第一で、楽しい旅をお過ごしください。

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