2026年まで有効なプライオリティ・パスのカードを持っていた私は、台北の空港ラウンジで受付のスタッフに「デジタルパスに移行しましたか?」と聞かれるまで、その変化をすっかり忘れていました。幸いにもその場でスマホから手続きを完了し、無事にラウンジを利用できました。この記事では、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスがデジタルパスに移行した背景と、実際の手続き方法を詳しく解説します!
プライオリティ・パスのデジタル化とは?
楽天プレミアムカード会員特典のプライオリティ・パスは、これまで物理カードが発行されていましたが、現在はデジタル会員証への移行が進んでいます。これにより、スマートフォンのアプリから会員証を表示でき、カードを持ち歩く必要がなくなります。
しかし、デジタル化に伴い「事前手続き」が必要になるため、出発前にしっかり準備しておくことが重要です!
いざ、デジタルパスへの移行手順
- 楽天e-NAVIにログイン まず、楽天カード会員専用サイト「楽天e-NAVI」にアクセスし、ログインします。
- プライオリティ・パス申し込みページへ ログイン後、メニューから「お申込み」→「プライオリティ・パス」を選択。
- 招待コードの発行 「プライオリティ・パスを申し込む」ボタンをクリックすると、招待コードが発行されます。これは後で必要になるのでコピーしておきましょう。
- プライオリティ・パス公式サイトで登録 発行した招待コードを使い、プライオリティ・パス公式サイトでアカウント作成またはログインします。名前や住所は英語表記で入力する必要があるので注意。
- アプリをダウンロードしてログイン スマホに「Priority Pass」アプリをダウンロードし、登録したアカウントでログイン。ここでデジタル会員証が表示されます。
ラウンジ利用時の注意点
- デジタル会員証と搭乗券が必要 ラウンジ受付では、アプリに表示されるデジタル会員証と、当日の搭乗券(または航空券)が求められます。
- 利用回数と料金 楽天プレミアムカード会員本人は年5回まで無料で利用可能。それ以降は1回35米ドル、同伴者も35米ドルかかります。
- 有効期限と更新 デジタルパスの有効期限は1年。期限の2か月前に更新確認の通知が来ます。期限切れには要注意です。
プライオリティ・パス特典の改悪について
楽天プレミアムカードおよびブラックカードのプライオリティ・パス特典に関して、2025年1月より以下のような変更が予定されています。
1. 利用回数の制限
これまで無制限で利用可能だったプライオリティ・パスが、2025年1月1日以降、年間5回までの利用に制限されます。6回目以降の利用には、1回あたり35米ドルの追加料金が発生します。
2. 利用可能施設の制限
2025年1月2日より、プライオリティ・パスで利用可能な施設が「ラウンジ」のみに限定されます。これにより、これまで利用できていた空港内のレストランやスパなどの施設が対象外となります。例えば、関西国際空港の「ぼてぢゅう」や成田空港の「Japanese Grill & Craft Beer TATSU」などのレストランが利用不可となります。
3. 改悪の影響
これらの変更により、年間6回以上ラウンジを利用する方や、ラウンジ以外の施設を利用していた方にとっては、追加料金の負担や利用可能施設の減少といった影響が生じます。

実体験から学ぶこと
私の場合、2026年まで有効のカードを持っていたので、完全に油断していました。台北のラウンジ受付で移行の必要性を知らされ、慌ててスマホから手続きを行いました。ものの15分ほどで無事にデジタルパスを取得できました。
この体験からわかったことは、出発前に必ずデジタルパスの有効性を確認すること。もし空港で初めて移行に気づいた場合でも、焦らずスマホから手続きをすれば解決できます。
まとめ
楽天プレミアムカード特典のプライオリティ・パスがデジタルパスに移行したことで、カードを忘れる心配がなくなり便利になりました。ただし、事前手続きを済ませていないと、ラウンジ利用ができない可能性もあります。この記事で紹介した手順を参考に、次の旅行前には必ずデジタルパスへの移行を完了しておきましょう!
旅先で快適に過ごすための準備、ぜひお忘れなく!
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