LiSA、6年ぶりの台湾ライブで感動のパフォーマンス

ニュース

2024.06.04

2024年6月1日、人気歌手LiSAが台湾の桃園市にあるNTSUアリーナ（林口体育館）で「LiVE is Smile Always〜ASiA TOUR2024〜」の台湾公演を開催しました。彼女の台湾でのライブは2018年以来、実に6年ぶりのことです。この日の公演では、台湾で広く知られるステファニー・スン（孫燕姿）の「天黒黒」を中国語で披露するなど、約9000人のファンを魅了しました。

LiSAは台湾公演に備えて、中国語をたくさん勉強してきたそうです。公演の冒頭では、中国語で「帰ってきました」とあいさつし、ファンを喜ばせました。その後、アニメ映画「劇場版鬼滅の刃無限列車編」の主題歌である「炎」を熱唱し、会場を一気に盛り上げました。

次にLiSAはピアノで「天黒黒」の前奏を弾き始め、「この曲知ってますか？」と中国語で問いかけました。観客から歌声が聞こえてくると、LiSAは感極まって「この曲を聞くといつも台湾のみんなのことを思い出します」と涙ながらに語りました。彼女は、この日のパフォーマンスのために長い間練習を重ねてきたことを明かし、その真摯な姿勢にファンは大きな拍手を送りました。

さらに、LiSAはTVアニメ『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」や映画『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の主題歌「炎」など、全20曲を披露しました。公演は約2時間半にわたり、ファンを圧倒するエネルギッシュなステージが続きました。

この日、LiSAは何度も観客に感謝の意を伝えました。最初は「台北」と言いかけたところを「台湾です」と訂正し、笑顔でファンに謝りました。彼女はこれまで13回も台湾を訪れていますが、今回の公演でもファンの温かい歓迎に感謝の気持ちを述べました。「たくさんの曲を書いてきましたが、一緒に夢を見続けてもいいですか？君と過ごした時間は私の一番大切な宝物です」と感慨深く語り、ファンとの絆を深めました。

アンコールでは「The Most Precious Treasure」や「Catch the Moment」などの人気曲を披露し、会場は大歓声に包まれました。LiSAは最後に「また台湾に来ました。皆さんありがとうございました！また会いたいです、必ず台北に来ます」と約束し、小指を立ててファンに誓いました。「次は台北アリーナで会いましょう」と力強く語り、公演を締めくくりました。

今回の公演のセットリストには、新曲「NEW ME」や代表曲「crossing field」、「だってアタシのヒーロー」など、ファンにとって馴染み深い曲が多数含まれていました。公演全体を通じて、LiSAの多彩なパフォーマンスと情熱が感じられる素晴らしいステージとなりました。