海外生活で恋しくなる食材が納豆です。日本のスーパーでは3パック入りで100円するかしないかなのに、台湾では3倍以上の値段になってしまいます。
手作り納豆は、シンプルな材料と手順で外国でも簡単に作れます。以下では、圧力鍋を使って大豆を煮る方法、市販の粉末納豆菌を使った種作り、そして段ボール箱と電気毛布を使った保温方法について詳しく説明します。
材料
- 大豆:200g
- 粉末納豆菌:適量(商品に記載の量)
- 水:適量
粉末納豆素(納豆菌) 3g 詳しい納豆作りマニュアル付き
機材
- 圧力鍋
- 大きなボウル
- ザル
- ラップ
- 段ボール箱
- 電気毛布
- 温度計
作り方
- 大豆の準備
- 大豆を洗い、ボウルに入れてたっぷりの水を注ぎ、一晩(約12時間)浸します。
- 大豆を洗い、ボウルに入れてたっぷりの水を注ぎ、一晩(約12時間)浸します。
- 大豆を煮る
- 浸した大豆をザルに上げて水を切ります。
- 圧力鍋に大豆と適量の水を入れます。水は大豆が完全に浸かるくらい入れてください。
- 圧力鍋の蓋を閉め、高圧で30分間煮ます。
- 30分経過後、圧力鍋の圧力を自然に抜き、蓋を開けます。大豆が柔らかくなっていることを確認してください。
- ポイント:発酵が進んでも、大豆が柔らかくなることはありません。豆の固さはこの茹で加減で決まりますので、しっかり茹でましょう。
- 納豆菌の準備
- 市販の粉末納豆菌を少量の水に溶かしておきます(商品に記載の分量に従ってください)。
- 市販の粉末納豆菌を少量の水に溶かしておきます(商品に記載の分量に従ってください)。
- 大豆に納豆菌を混ぜる
- 煮上がった大豆をザルにあけ、水気を切ります。
- 大豆を清潔なボウルに移し、大豆が熱々のうちに溶かした納豆菌を均一に混ぜます。清潔なスプーンや箸を使ってよく混ぜてください。
- ポイント:大豆が熱々のうちに納豆菌を混ぜないと、雑菌が入り込んでしまい、後の発酵段階が腐敗になってしまいますので、要注意!
- 発酵の準備
- 納豆菌を混ぜた大豆を平らな容器に広げ、ラップで覆います。ラップには数か所穴を開けて、空気が通るようにします。
- 納豆菌を混ぜた大豆を平らな容器に広げ、ラップで覆います。ラップには数か所穴を開けて、空気が通るようにします。
- 保温
- 適当な大きさの段ボール箱を用意し、電気毛布でくるみ、さらに毛布で包みます。
- ラップで覆った大豆の容器を段ボール箱に入れ、電気毛布を大豆の周りに巻いて温めます。
- 温度計を使って段ボール箱内の温度を40℃に保ちます。この温度を24時間維持します。
- 完成
- 24時間後、納豆の表面に白い糸が引いていることを確認します。納豆の匂いが出ていれば成功です。
- アルコール消毒したカップなどの容器に小分けにし、冷蔵庫で発酵を止めて、アンモニア臭の発生を抑えます。
- 完成した納豆は冷蔵庫で保存し、数日以内に食べきるのがベストです。冷凍庫に保存すればもっと長持ちしますが、自己責任で。
注意点
- 衛生面には十分注意し、使用する道具や手は清潔に保ってください。
- 発酵中の温度管理が重要です。40℃を維持することで納豆菌が活発に活動します。
台湾人にも大人気
LINEで「納豆作ったよ!」と知らせると、「私にもちょうだい~」と引く手あまた。手作り納豆は臭みも少なく、豆のうまみがダイレクトにわかりますので、大豆食品が大好きな台湾人にも大うけです。
手作り納豆は、市販品にはない独特の風味と食感が楽しめます。ぜひ挑戦してみてください。
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