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【台湾旅行の花粉症・アレルギー対策】日本と違う台湾の花粉事情と注意したい食物アレルギー料理

台湾旅行準備
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台湾旅行を計画している人の中には、「台湾にも花粉症はあるの?」「日本のスギ花粉から逃げられる?」「食物アレルギーがあるけれど、台湾料理は大丈夫?」と不安に感じる人もいるかもしれません。

台湾は日本と気候も食文化も違います。日本では春のスギ・ヒノキ花粉が大きな話題になりますが、台湾では花粉だけでなく、ダニ、カビ、湿度、空気の汚れ、エアコンによる乾燥など、複数の要因で鼻水、くしゃみ、目のかゆみが出ることがあります。

さらに、台湾旅行では夜市、ローカル食堂、ドリンクスタンド、かき氷店など、食べ歩きの機会が多くなります。海鮮、ピーナッツ、ゴマ、卵、牛乳、マンゴー、大豆、小麦などにアレルギーがある人は、料理名だけでは判断しにくい場面もあります。

この記事では、日本人観光客向けに、台湾での花粉症事情と、食物アレルギーで注意したい台湾料理、旅行前に準備しておきたい対策をまとめます。

台湾にも花粉症はある?日本との違いを知っておこう

台湾にも花粉によるアレルギー症状はあります。ただし、日本のように「春=スギ花粉症」というイメージだけで考えると、少しずれがあります。

台湾のアレルギー性鼻炎では、花粉よりも通年性のアレルゲン、つまりダニ、ハウスダスト、ゴキブリ、カビなどが関係するケースが多いとされています。台湾のアレルギー性鼻炎患者を対象にした研究でも、花粉アレルゲンより通年性アレルゲンに反応する人が多く、花粉は比較的少ないアレルゲンと報告されています。

そのため、日本でスギ花粉症に悩んでいる人が台湾に来ると、「日本より楽に感じる」こともあります。一方で、台湾に来た途端に鼻がむずむずする、くしゃみが止まらない、目がかゆいという人もいます。その場合、原因は花粉だけでなく、ホテルの寝具、湿気、カビ、エアコン、交通量の多い道路の空気などが関係している可能性があります。

特に台北や新北のような都市部では、屋外と屋内の環境差が大きくなります。外は蒸し暑く、店内やMRTは冷房が強い。汗をかいたあとに冷房で体が冷え、鼻炎症状が出やすくなる人もいます。台湾旅行中の鼻炎対策では、「花粉だけを避ける」というより、「鼻と喉を刺激するものを減らす」と考えると実用的です。

台湾の花粉症はゼロではない|北部台湾では花粉感作の報告も

台湾では花粉症が日本ほど大きく報道されることは多くありませんが、花粉アレルギーがないわけではありません。北部台湾の研究では、台北・新北在住者を含む患者データの中で、花粉特異的IgEが陽性だった人が確認され、黒柳、バミューダグラス、スギ、ブタクサ類などの花粉感作が報告されています。

つまり、台湾でも人によっては花粉に反応します。日本でスギ、イネ科、ブタクサ、ヨモギなどに強いアレルギーがある人は、台湾でも季節や場所によって症状が出る可能性があります。

ただし、台湾旅行で注意したいのは、「日本と同じ花粉カレンダーをそのまま当てはめない」ことです。台湾は地域差が大きく、北部、南部、山間部、海沿いで気候が違います。台北市内では平気でも、陽明山、阿里山、日月潭、山沿いの観光地に行くと鼻や目が反応する人もいます。

また、台湾は高温多湿の時期が長いため、花粉よりもカビやダニの影響を受けやすい人もいます。雨の日の後、湿気の多い古い建物、布製ソファのあるカフェ、換気の弱いホテルの部屋などで症状が出る場合は、花粉以外の原因も疑ってみましょう。

台湾旅行で花粉症・鼻炎が出やすい場面

台湾旅行中に鼻炎や花粉症のような症状が出やすいのは、次のような場面です。

まず、ホテルの部屋です。台湾のホテルは冷房が強めに設定されていることが多く、部屋が乾燥したり、逆に湿気がこもっていたりします。寝具やカーペットに反応する人もいます。チェックイン後に鼻水やくしゃみが出る場合は、エアコンの風向き、温度、換気を調整してみましょう。

次に、夜市やローカル食堂です。人混み、油煙、香辛料、線香の煙、バイクの排気などが重なると、花粉症でなくても鼻や喉が刺激されることがあります。寧夏夜市、士林夜市、饒河街夜市のような人気夜市では、混雑する時間帯を避けるだけでも体への負担が軽くなります。

さらに、寺廟や古い街並みを歩くときも注意が必要です。台湾の寺廟では線香の煙が多いことがあり、鼻炎や喘息気味の人には刺激になる場合があります。大稻埕、迪化街、龍山寺周辺などを散策するときは、症状が出やすい人はマスクを持っておくと安心です。

台湾旅行前に準備したい花粉症・鼻炎対策

台湾で体調を崩さないためには、普段使っている薬を日本から持って行くのが基本です。現地の薬局でも抗ヒスタミン薬や点鼻薬を購入できる場合はありますが、旅行中に自分に合う薬を探すのは意外と大変です。眠気が出やすい薬もあるため、観光中に初めて使うのは避けたほうが安心です。

持って行きたいものは、普段使っているアレルギー薬、点鼻薬、目薬、マスク、ポケットティッシュ、のど飴、保湿用リップ、必要に応じて携帯用の鼻洗浄グッズなどです。症状が強い人は、出発前に医師に相談し、旅行日程に合わせて薬を準備しておくと安心です。

マスクは台湾でも買えますが、日本の自分に合ったサイズや肌触りのものを数枚持って行くと便利です。特にMRT、バス、夜市、寺廟、バイクの交通量が多い道では、鼻や喉の刺激を減らす役に立ちます。

また、ホテルでは冷房を直接顔に当てない、寝る前に水分を取る、乾燥が気になる場合は濡れタオルを部屋に干すなど、簡単な工夫も有効です。台湾旅行では歩く距離が長くなりがちなので、疲労や睡眠不足でアレルギー症状が強くなる人もいます。無理な詰め込み観光を避けることも、立派なアレルギー対策です。

食物アレルギーがある人は台湾料理にも注意

台湾旅行で特に気をつけたいのが食物アレルギーです。台湾は外食文化が発達していて、朝食店、麺屋、夜市、ドリンクスタンド、かき氷店など、気軽に食べられるお店がたくさんあります。しかし、料理名だけでは使われている食材が分かりにくいこともあります。

台湾の食品表示制度では、包装食品に含まれるアレルゲンとして、甲殻類、マンゴー、ピーナッツ、ゴマ、牛乳・ヤギ乳、卵、ナッツ類、グルテンを含む穀物、大豆、魚、一定量以上の亜硫酸塩などが表示対象になっています。

ただし、これは主に包装食品の表示に関するルールです。夜市の屋台、ローカル食堂、個人店では、メニューにアレルゲンが細かく表示されていないことも多いです。重いアレルギーがある人は、注文前に必ず確認し、少しでも不安があれば避ける判断が必要です。

台湾の食物アレルギーに関する研究では、よく報告される食物アレルゲンとして、エビ、カニ、魚、貝類などの海鮮のほか、マンゴー、牛乳、ピーナッツ、卵などが挙げられています。 台湾らしい食材が含まれているため、日本での感覚だけで判断しないことが大切です。

海鮮アレルギーで注意したい台湾料理

海鮮アレルギーがある人は、台湾旅行で特に注意が必要です。台湾料理にはエビ、カニ、牡蠣、イカ、魚、干しエビ、魚介だしがよく使われます。

注意したい料理には、蚵仔煎、蝦仁炒飯、海鮮粥、魚丸湯、魷魚羹、虱目魚粥、海鮮麺、貢丸湯に魚介だしを使う店、火鍋の海鮮スープなどがあります。見た目に大きなエビや魚が入っていなくても、干しエビを刻んで入れていたり、スープやタレに魚介の風味が使われていたりすることがあります。

特に「蝦米」「蝦皮」は干しエビ、「魚」「海鮮」「蚵仔」は牡蠣、「魷魚」はイカを意味します。メニューにこれらの文字がある場合は、海鮮アレルギーの人は慎重に確認しましょう。

ピーナッツ・ナッツ・ゴマで注意したい台湾スイーツと軽食

台湾ではピーナッツやゴマを使った料理・スイーツも多くあります。ピーナッツアレルギー、ナッツアレルギー、ゴマアレルギーがある人は、夜市や伝統スイーツ店で特に注意が必要です。

注意したいものは、花生捲冰淇淋、潤餅、刈包、麻糬、花生湯、芝麻湯圓、胡麻ソースを使う涼麺、ナッツ入りのヌガー、パイナップルケーキや中華菓子の一部などです。

「花生」はピーナッツ、「芝麻」はゴマ、「堅果」はナッツを意味します。台湾では甘いものだけでなく、軽食やタレにもピーナッツ粉やゴマだれが使われることがあります。特に潤餅や刈包は、店によってピーナッツ粉を加えることがあるため、注文前に確認したほうが安心です。

卵・牛乳・小麦・大豆で注意したい料理

卵アレルギーの人は、蛋餅、魯肉飯に添えられる煮卵、蚵仔煎、炒飯、麺料理の卵入りトッピング、カステラ、台湾ドーナツ、パン類に注意しましょう。「蛋」は卵を意味します。朝食店では卵を使うメニューが多いため、卵抜きができるか確認する必要があります。

牛乳アレルギーの人は、ミルクティー、ラテ、牛乳かき氷、雪花冰、プリン、クリーム入りパン、チーズ入り料理に注意が必要です。台湾のドリンクスタンドでは「鮮奶」「奶茶」「拿鐵」などの表記があります。「奶」はミルクを意味します。

小麦アレルギー、グルテンに注意している人は、麺類、餃子、小籠包、葱油餅、胡椒餅、蛋餅、パン、揚げ物の衣、醤油を使うタレなどに注意しましょう。台湾は麺や粉もの料理が豊富なため、完全に避けるにはかなり慎重な確認が必要です。

大豆アレルギーの人は、豆漿、豆花、豆腐、醤油、味噌系の調味料、素食料理の大豆加工品に注意が必要です。台湾の朝食で人気の豆漿は大豆が主原料です。健康的なイメージがありますが、大豆アレルギーの人には避けるべきメニューです。

マンゴーアレルギーにも注意|台湾旅行では意外と出会う

台湾旅行で見落としやすいのがマンゴーです。台湾ではマンゴーかき氷、マンゴージュース、ドライマンゴー、マンゴープリン、マンゴー入りの土産菓子など、観光客向けの商品にもマンゴーがよく使われます。

台湾の包装食品のアレルゲン表示対象にもマンゴーが含まれています。 日本ではマンゴーを日常的に食べない人も多いため、台湾旅行中に初めて多めに食べて違和感が出ることもあります。

マンゴーで口の周りがかゆくなる、唇が腫れる、喉に違和感が出る人は、無理に食べ続けないようにしましょう。台湾名物だからといって、体質に合わないものを試す必要はありません。

アレルギーがある人が覚えておきたい中国語フレーズ

台湾でアレルギーを伝えるときは、短く、はっきり伝えることが大切です。スマホのメモに中国語で保存しておくと、注文時に見せられます。

「私は○○アレルギーです」は、中国語で「我對○○過敏」です。

例えば、エビなら「我對蝦子過敏」、カニなら「我對螃蟹過敏」、ピーナッツなら「我對花生過敏」、牛乳なら「我對牛奶過敏」、卵なら「我對雞蛋過敏」、魚なら「我對魚過敏」、マンゴーなら「我對芒果過敏」、ゴマなら「我對芝麻過敏」、大豆なら「我對黃豆過敏」と伝えます。

「これは○○が入っていますか?」は「這個有放○○嗎?」です。

「食べられません。アレルギーがあります」は「我不能吃,會過敏」です。

重いアレルギーがある人は、症状が出たときに備えて「請幫我叫救護車。請打119」と書いたメモも用意しておくと安心です。台湾では救急・消防は119、警察は110です。

旅行前にしておきたい準備

食物アレルギーがある人は、旅行前の準備がとても重要です。まず、自分のアレルゲンを中国語で一覧にして、スマホのメモと紙の両方で持っておきましょう。スマホの充電が切れたときに備えて、紙のメモもあると安心です。

次に、重いアレルギーの既往がある人は、医師に相談し、必要な薬を日本から持参しましょう。処方薬を持って行く場合は、薬の説明書や英文の診断書、薬剤情報を用意しておくと、万が一の受診時にも説明しやすくなります。

また、海外旅行保険に加入し、医療機関を受診できる準備をしておくことも大切です。台湾は医療水準が高い地域ですが、旅行者が受診する場合は費用や言語の問題が出ることがあります。アレルギー症状が重くなりやすい人は、「何かあってから考える」のではなく、出発前に受診先や保険会社の連絡方法を確認しておきましょう。

まとめ|台湾旅行のアレルギー対策は「日本との違い」を知ることから

台湾にも花粉症やアレルギー性鼻炎はあります。ただし、日本のスギ花粉症と同じ感覚で考えるより、台湾ではダニ、カビ、湿度、冷房、空気の刺激、そして一部の花粉が重なって症状が出ると考えるほうが現実的です。

食物アレルギーについては、台湾料理には海鮮、ピーナッツ、ゴマ、卵、牛乳、小麦、大豆、マンゴーなどが多く登場します。屋台やローカル食堂ではアレルゲン表示が十分でないこともあるため、重いアレルギーがある人は、料理名だけで判断せず、必ず確認しましょう。

台湾旅行を安心して楽しむためには、普段使っている薬を持参すること、アレルゲン名を中国語で準備すること、無理に名物料理を試さないことが大切です。事前に少し準備しておくだけで、台湾の街歩き、夜市、カフェ、ローカルグルメをより安心して楽しめます。

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