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台湾ではいくらで日本のビールが買えるのか

台湾情報
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台湾に長期滞在や移住を考えるとき、日本のビールがどれくらいで買えるのか気になるかもしれません。実は、台湾で買える日本のビールの値段は、それほど高くはありません。そこには、台湾と日本の酒税法の違いによるからくりがあります。

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日本と台湾の酒税法の違い。

日本と台湾の酒税法は、それぞれ異なる制度と税率が適用されています。ここでは、日本で消費税抜き175円のビール缶(350ml)に占める酒税の割合を比較し、日本と台湾の違いを明確にします。なお、1台湾ドルを4.8円として計算します。

日本の酒税法

日本では、ビールに対する酒税は容量に応じて課されます。2021年10月1日からの酒税改正により、ビールの酒税は350ml缶1本あたり約70円となっています。これは、消費税抜き価格175円に対して、酒税の割合は以下のように計算されます。

  • 酒税額:70円
  • 消費税抜き価格:175円
  • 酒税の割合 = (70円÷175円)×100=40%

台湾の酒税法

台湾では、ビールに対する酒税はアルコール度数と容量に基づいて課されます。台湾の酒税法によると、ビールの酒税は1リットルにつき26台湾ドルです。ここで、ビール350ml缶に適用すると以下のように計算されます。

  1. アルコール度数5%のビールに対する酒税計算
    • 350mlあたりの酒税 = 26台湾ドル×0.35=9.1台湾ドル
  2. 45.5台湾ドルを円に換算
    • 9.1台湾ドル×4.8=43.7円

台湾のビール缶(350ml)における酒税の割合は以下のようになります。

  • 酒税額:43.7円
  • 消費税抜き価格:175円
  • 酒税の割合 = (43.7円÷175円)×100=25%
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比較と結論

日本と台湾の酒税法を比較すると、以下のような違いが明らかになります。

  • 日本:消費税抜き175円のビール缶に対する酒税の割合は約40%。
  • 台湾:消費税抜き175円のビール缶に対する酒税の割合は約25%。
  • 日本の消費税は10%。台湾の消費税は5%です。

台湾のビールにかかる酒税は日本と比べて非常に安いことがわかります。さらに消費税率も異なります。これにより、同じ価格帯のビールでも台湾では酒税の負担が小さく、輸入品であっても日本と同等か、稀ですが、為替の具合によっては安く日本のビールを飲むことができるのです。

しかし注意点も

台湾には、日本のような発泡酒や第三のビールといった酒税区分けはありません。ですので、これらもすべてがビール類としてくくられて、同じ酒税が課されてしまいます。ですから、台湾で買うなら本物のビール一択でなければ、他は割高になりますので、ご注意を。

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