台湾旅行でぜひ訪れたい台北市公館にある人気の小籠包店「金鶏園」をご紹介します。学生街ならではの庶民的な価格で美味しい小籠包が楽しめるお店です。
アクセスの良さと庶民的な雰囲気
金鶏園は、台北のMRT公館駅からすぐの場所にあります。公館は台湾大学が近くにあるため、学生街として知られており、周辺には学生が好むお店や屋台が多く、夜遅くまで賑わっています。金鶏園はそんな学生街の中心に位置しており、リーズナブルな価格で美味しい小籠包が楽しめるとあって、いつも多くの人で賑わっています。
お店の外観は庶民的で、店頭には美味しそうなおかずが並び、通りすがりの人々を引き寄せます。店内に入ると、キッチンの香ばしい香りが広がり、食欲をそそります。学生街らしく、一人でも入りやすい雰囲気があり、若い客が多いのが特徴です。
店員さんも外国人慣れしています。日本人だとわかると、すっと日本語メニューを渡してくれますよ。
実際の食レポ
小籠包 80元
金鶏園の看板メニューである小籠包は、1セイロに5個入りで提供されます。まず、蒸し立ての小籠包が運ばれてくると、セイロの蓋を開けた瞬間にふわっと立ち上る湯気が食欲を刺激します。薄くてもちもちの皮を一口かじると、中から熱々の肉汁が溢れ出し、豚肉の旨みが口いっぱいに広がります。酢醤油と千切りの刻みショウガを少しつけて食べると、その味わいが一層引き立ち、思わず顔がほころびます。
刻みショウガは入り口近くに置いてありますよ!
蟹黄湯包 100元
蟹黄湯包は金鶏園の特製メニューの一つです。セイロの中に入った大きな湯包を一口で食べると、蟹の風味豊かなスープがたっぷりと溢れ出します。蟹の旨味が凝縮されたスープはとても濃厚で、贅沢な気分を味わえます。湯包の皮は薄くてしなやかで、スープと一緒に楽しむと、その絶妙なバランスに感動します。
燙青菜 40元
燙青菜は、台湾料理の定番の一つで、茹でた青菜を香港式の甘辛いタレでいただくシンプルな一品です。金鶏園では季節の新鮮な青菜を使用しており、茹で加減も絶妙です。今回注文した燙青菜は、空心菜が使用されており、一般的な台湾の空心菜のニンニク炒めと違い、上にかけられた甘辛いたれが青菜とよく絡んで、さっぱりとした味わいを楽しめました。食事の合間に箸休めとしてぴったりの一品です。
蛋花湯 50元
蛋花湯は、ふわふわの卵がたっぷりと入ったスープです。金鶏園の蛋花湯は、優しい味わいで、ほっとする一杯です。卵と海苔がふわふわと浮かんでおり、スープの塩加減も程よく、どの料理とも相性が良いです。小籠包や湯包を食べた後に、このスープで口をリフレッシュすると、また次の一口が一層美味しく感じられます。
まとめ
台北市公館にある金鶏園は、学生街ならではのリーズナブルな価格で美味しい小籠包を楽しむことができるお店です。観光客だけでなく地元の方々にも親しまれており、ローカルな雰囲気も一緒に楽しむことができます。熱々の小籠包に舌鼓を打ち、台湾旅行の一コマをより豊かにしてくれることでしょう。
台北に訪れた際には、ぜひ公館の金鶏園に足を運び、庶民的な雰囲気の中で美味しい小籠包やその他の料理を堪能してみてください。お腹も心も満たされること間違いなしです。
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