2026年から、台北市の地下鉄(MRT)でキャッシュレス決済が本格的に導入されます。
QRコード決済やクレジットカード、Apple Payなどのモバイル決済に対応すると聞くと、「日本のスマホ決済でもそのまま乗れるのでは?」と期待する方も多いでしょう。
しかし、サービス開始直後は日本人旅行者が自由に使える決済手段はかなり限定的です。
本記事では、台湾メディアの報道をもとに、旅行者目線で本当に使える決済方法と注意点を分かりやすく解説します。
台北MRTで始まる新しいキャッシュレス決済とは?
2026年から台北MRTでは、従来の悠遊卡(EasyCard)に加え、以下のキャッシュレス決済が段階的に導入されます。
- QRコード決済による乗車
- クレジットカードのタッチ決済
- Apple Pay / Google Pay / Samsung Pay などのモバイル決済
改札でスマホやカードをかざすだけで乗車できる仕組みとなり、台湾在住者にとっては非常に便利な環境が整ってきています。
QRコード決済による乗車(2026年から)

対応予定のQR決済
台北MRTでは、以下のような台湾の主要QRコード決済が対応予定です。
- 悠遊付(Easy Wallet)
- iPASS MONEY
- icash Pay
- 街口支付(JKOPay)
- 全支付(PX Pay Plus)
- TWQR(台湾銀行系QRコード)
スマートフォンのアプリ内で「乗車用QRコード」を表示し、改札で読み取る仕組みです。
日本人旅行者への注意点
ただし、これらのQRコード決済は、
- 台湾の電話番号
- 台湾の銀行口座
- 居留証(ARC)
などが登録条件となるケースがほとんどです。
👉 短期滞在の日本人旅行者は、原則として登録・利用できないと考えておくのが安全です。
クレジットカード・モバイル決済の導入予定
QR決済に続き、以下の決済方法も導入予定とされています。
- VISA / Mastercard などのクレジットカード
- Apple Pay / Google Pay / Samsung Pay
- スマートフォンのNFC(タッチ決済)
一見すると、日本のクレジットカードやスマホ決済でも使えそうに思えますが、ここにも大きな注意点があります。
【重要】Apple Pay・Google Payは日本発行カードだと使えない可能性が高い
台北MRTで導入されるモバイル決済は、
「台湾で発行されたカードと紐づいていること」が前提条件となっています。
日本発行カードの場合
- 日本の銀行・カード会社が発行したVISA/Mastercard
- それをApple PayやGoogle Payに登録している場合
👉 台湾MRTの改札では決済できない可能性が非常に高いとされています。
これはカードのブランド(VISA・Mastercard)ではなく、
カードの発行国(台湾発行かどうか)で利用可否が判定されるためです。
海外発行のキャッシュカード(デビットカード)も非対応
クレジットカードとは別に、
海外発行のデビットカードやキャッシュカードについても注意が必要です。
- 台湾国外で発行されたデビットカード
- 海外銀行のキャッシュカード
これらは台北MRTの決済対象外とされています。
ただし、「2026年7月以降は、海外発行のカードも対応開始を目指す」ということのですので、サービス開始のアナウンスがあった際には、またリポートします。
日本人旅行者が取るべきベストな選択
ここまでを整理すると、日本人旅行者にとっての現実的な選択肢は以下の通りです。
利用可否まとめ
- ❌ QRコード決済:現地人・居留証保有者向け
- ❌ 海外発行デビットカード:非対応
- ⚠ Apple Pay / Google Pay:台湾発行カードのみ対応
- ✅ 悠遊卡(EasyCard):誰でも利用可能・最も確実
結論:2026年も「悠遊卡」が最強
台北MRTのキャッシュレス化は確実に進んでいますが、
サービス開始直後は日本人旅行者が恩恵を受けにくい仕組みです。
日本発行のクレジットカードやスマホ決済に期待しすぎず、
- 空港や駅で悠遊卡を購入
- 必要分をチャージして利用
という、これまで通りの方法が最も安心・確実です。
👉 **「悠遊卡1枚あればOK」**という基本は、2026年以降もしばらく変わらないでしょう。




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