台北へ子供と旅行するとき、観光スポットと同じくらい重要になるのがホテル選びです。
大人だけの旅行なら、多少部屋が狭くても、駅から少し歩いても大きな問題にはなりません。しかし子連れの場合は、ベビーカーを押して移動できるか、家族全員が同じ部屋に泊まれるか、子供が疲れたときにホテルで休めるかといった点まで考える必要があります。
特に台北のホテルは、同じ「ツインルーム」でもベッドの幅や最大宿泊人数が異なります。大人2人・子供2人で検索すると、通常のツインルームではなく、ファミリールームや4人部屋を予約しなければならないこともあります。
この記事では、日本から台北を訪れる家族に向けて、次の条件を重視して子連れに利用しやすいホテルを選びました。
- 家族3~4人で泊まりやすい客室がある
- 台北駅やMRT駅から移動しやすい
- プレイルームや子供向け設備がある
- ベビーベッドやベビーバスなどを借りられる
- 洗濯設備やバスタブなど、連泊に便利な設備がある
豪華な親子テーマルームから、比較的予算を抑えやすい駅近ホテルまで紹介します。子供の年齢や旅行スタイルに合わせて選んでみてください。
※ホテルの客室定員、添い寝条件、朝食料金、貸し出し備品は変更される場合があります。予約時には必ず子供の年齢と人数を入力し、最新条件を確認してください。
親子での台湾旅行で注意すべきポイントはこちらにまとめました。
台北で子連れホテルを選ぶときのポイント
大人2人・子供2人で同じ部屋に泊まれるか確認する
子連れ旅行で最初に確認したいのが、客室の最大宿泊人数です。
ホテル予約サイトに「ダブルベッド2台」と書かれていても、必ず大人2人・子供2人で泊まれるとは限りません。反対に、子供が一定年齢以下で既存のベッドを利用する場合は、追加料金なしで宿泊できるホテルもあります。
ホテルを検索するときは、まず大人と子供の人数、子供の年齢を正確に入力しましょう。そのうえで、表示されたファミリールームや4人部屋から選ぶのが安全です。
台北駅だけでなく西門町や万華も候補に入れる
桃園空港からの移動を優先するなら、空港MRTが発着する台北駅周辺が便利です。
一方、食事場所の多さや夜の買い物を重視するなら西門町、比較的広い4人部屋を探すなら万華エリアも有力です。
台北駅周辺は地下街や大きな道路が多く、駅の出口によってはホテルまで意外に歩くことがあります。「台北駅から徒歩数分」という情報だけでなく、空港MRTの出口やエレベーターの位置も確認しておきましょう。
洗濯設備とバスタブの有無を確認する
汗をかきやすい夏の台湾旅行や、食べこぼしの多い小さな子供との旅行では、洗濯設備があると便利です。
台北には無料または有料のセルフランドリーを設けているホテルがあります。2泊3日でも着替えを減らせるため、家族全員の荷物を軽くできます。
また、台湾のホテルはシャワーのみの客室も少なくありません。子供を湯船に入れたい場合は、客室情報に「バスタブ付き」と明記されている部屋を選びましょう。
1.路徒PLUS行旅・台北駅前館/主題館
台北駅の便利さと家族向け客室を両立



子連れ台北旅行で、立地・客室・ホテル内の楽しさをバランスよく選びたい家族には、路徒PLUS行旅が有力です。
台北駅前の同じ建物内に「站前館」と「主題館」があり、站前館は24~35階、主題館は5~12階に位置しています。館内は一般的なビジネスホテルよりも遊び心のあるデザインで、共用スペースには映画を楽しめる設備などがあります。
站前館のファミリールームは約30平方メートルで、ダブルベッド2台とバスタブを備えています。さらに、台北101方面の眺望を楽しめる約40平方メートルのファミリールームもあります。主題館にもダブルベッド2台を備えた約35平方メートルのファミリールームがあります。
桃園空港から空港MRTで台北駅に到着した後、タクシーに乗り換えずに移動しやすい点もメリットです。台鉄や台湾新幹線を利用して、台北以外の都市へ移動する家族にも向いています。
ただし、「站前館」と「主題館」は別の宿泊施設として販売されている場合があります。予約するときは、館名と客室タイプをよく確認してください。
こんな家族におすすめ
台北が初めての家族、空港MRTを利用する家族、4人で同じ部屋に泊まりたい家族に向いています。
2.シェラトングランド台北ホテル



ホテルの中でも子供を遊ばせたい家族向け
ホテルで過ごす時間も旅行の楽しみにしたいなら、シェラトングランド台北ホテルが候補になります。
親子テーマ客室には、「動物森林」「史前探検」「恐竜王国」などのテーマが用意され、列車型の二段ベッドや滑り台、子供が遊べるスペースを取り入れた客室があります。
館内には子供向け施設の「手拉手楽園」があります。入場人数には制限があり、親子テーマ客室の宿泊者が優先されます。通常客室の宿泊者は、当日の空き状況によって利用できないことがあるため、遊び場を目的にするなら親子テーマ客室を選ぶのが確実です。
時期によっては、大人2人・子供2人分の朝食や遊び場利用を含む親子向け宿泊プランも販売されます。内容や販売期間は変わるため、通常プランと親子プランの料金を比較して予約しましょう。
MRT善導寺駅に近く、台北駅周辺、中正紀念堂、華山1914文化創意産業園区などへ移動しやすいのも特徴です。
こんな家族におすすめ
幼児から小学校低学年の子供がいる家族、雨の日でもホテル内で遊びたい家族、ホテルステイを重視する家族におすすめです。
3.路徒行旅・台北中華館



プレイルーム・洗濯・乳幼児用品がそろう実用派ホテル
宿泊費を抑えながら、子連れに便利な設備も確保したい家族には、路徒行旅・台北中華館が向いています。
館内には子供用プレイルーム、ゲーム機のある共用スペース、セルフランドリーがあります。無料のスナックバーや映画を楽しめる設備もあり、観光から戻った後に家族で休憩しやすい環境です。
さらに、ベッドガードやベビーバスなどの乳幼児用品を、数量限定で無料貸し出ししています。入浴用椅子や変換アダプター、傘なども借りられるため、小さな子供と旅行する家庭には実用的です。
客室には3人部屋やファミリースイートがあります。希望する客室が予約サイトに表示されない場合は、子供の年齢を含めてホテルへ問い合わせると安心です。
MRT西門駅5番出口からは徒歩約3分と案内されています。5番出口にはエレベーターがあるため、ベビーカーや大きなスーツケースを持って移動するときにも利用しやすいでしょう。
こんな家族におすすめ
乳幼児連れ、洗濯設備を使いたい家族、西門町と台北駅の両方へ行きやすいホテルを探している家族に向いています。
4.シーザーメトロ台北



4人部屋と交通利便性を重視する家族におすすめ
シーザーメトロ台北は、万華駅と一体になった大型ホテルです。
ファミリー4人部屋は約33平方メートルで、幅150センチ、長さ200センチのベッドが2台設置されています。定員は4人なので、大人2人と子供2人で、同じ客室に泊まりたい家庭に選びやすい構成です。
ホテルには屋外プールがあります。ただし温水設備はなく、冬季には休業期間が設定されます。プールを目的に予約する場合は、利用日程と営業時間を事前に確認してください。
台鉄万華駅に隣接し、MRT龍山寺駅からも移動できます。龍山寺、剝皮寮歴史街区、華西街夜市などを観光しやすく、西門町方面にもアクセスしやすい立地です。
台北駅周辺のホテルより客室が広めでも、日程によっては比較的予約しやすいことがあります。遊具付きのテーマホテルではなく、家族全員で快適に寝られる客室を優先したい人に向いています。
こんな家族におすすめ
4人部屋を探している家族、龍山寺や西門町を観光したい家族、夏にプールを利用したい家族におすすめです。
5.台北ガーデンホテル



ベビーベッドや哺乳瓶消毒器を借りたい乳幼児連れに
台北ガーデンホテルは、西門町と龍山寺の中間付近に位置するホテルです。
雅緻親子房は約25平方メートルで、ダブルベッド1台とシングルベッド1台を備えた3人向けの客室です。乳幼児連れの場合は、両親と子供1人の宿泊に使いやすい構成です。
ベビーベッド、ベビーバス、哺乳瓶消毒器、ベッドガードを数量限定で無料貸し出ししています。必要なものがある場合は、予約完了後にホテルへ連絡し、取り置きが可能か確認しておきましょう。
ホテル内には、台湾の昔ながらのお菓子を集めた「柑仔鋪」があり、宿泊者が無料で選べるサービスも用意されています。大型のプレイルームとは異なりますが、子供と一緒に台湾らしい雰囲気を楽しめます。
ファミリー4人で利用する場合は、ダブルベッド2台を備えた「雅緻家庭房」など、親子房以外の客室も比較してください。
こんな家族におすすめ
赤ちゃん連れ、哺乳瓶消毒器やベビーバスを借りたい家族、西門町と龍山寺の両方を観光したい家族に向いています。
6.アンバ台北西門町館



小学生を含む家族で西門町を楽しみたい人向け
アンバ台北西門町館は、西門町の中心部にあるデザインホテルです。
大房、加大房、樂活房、陽台房では、12歳以下の子供が既存ベッドを利用する場合、最大2人まで追加の客室料金なしで宿泊できる規定があります。ただし、朝食は基本的に含まれないため、予約プランの条件を確認する必要があります。
加大房は約36平方メートルで、180センチ幅のダブルベッド1台、または120センチ幅のシングルベッド2台から構成されます。最大3人の大人と12歳以下の子供2人まで利用できる客室として案内されています。
親子向けプランが販売される時期には、大人2人・12歳以下の子供2人分の朝食や、客室内の子供用テントが含まれることもあります。通常プランより条件がよい場合があるため、宿泊予定日に親子プランがないか確認してみましょう。
西門町で夕食を取った後、すぐホテルへ戻れるのが大きなメリットです。幼児用遊具よりも、買い物や台湾グルメを楽しみたい小学生以上の家族に適しています。
こんな家族におすすめ
小学生を含む家族、西門町で食事や買い物を楽しみたい家族、添い寝を活用したい家族におすすめです。
7.ジャストスリープ西門館



連泊と洗濯のしやすさを重視する家族向け
ジャストスリープ西門館は、西門町と台北駅の間に位置するホテルです。
客室はカップルだけでなく、友人や家族での利用も想定した複数のタイプが用意されています。予約時には「家庭房」など、実際の宿泊人数に対応した客室を選びましょう。
館内にはセルフランドリーがあり、24時間利用できる設備として案内されています。飲み物や台湾の懐かしいお菓子を提供する共用スペースもあり、子供と一緒に休憩しやすいのが特徴です。
服を汚しやすい幼児との旅行や、3泊以上の台北滞在では、ホテル内で洗濯できるだけでも荷物の量を減らせます。
MRT西門駅に近く、西門町、台北駅、総統府、二二八和平公園などを組み合わせて観光する場合にも便利です。
こんな家族におすすめ
3泊以上滞在する家族、洗濯設備を重視する家族、台北駅と西門町の両方を利用したい家族に向いています。
8.シティイン 台北西門捷運



駅近と無料ランドリーを重視する家族向け
シティイン 台北西門捷運店は、宿泊料金を抑えながら、立地と実用性を優先したい家族に向いています。
客室は1~4人での利用に対応しており、西門駅の近くに位置しています。ホテル公式サイトでは、MRT駅がホテルの目の前にある立地として案内されています。
地下1階にはセルフランドリーがあり、洗濯機、乾燥機、洗剤、スチームアイロンを無料で利用できます。電子レンジやオーブン、給水機、コーヒーマシンを備えた共用スペースもあります。
ホテルでは朝食を提供していませんが、西門町周辺には朝食店やコンビニが多くあります。家族それぞれが食べたいものを選びやすく、朝早く出発する日にも動きやすいでしょう。
常設の子供用プレイルームや豪華なテーマ客室を求めるホテルではありません。しかし、駅からの距離、4人対応客室、無料ランドリーを優先するなら、実用的な選択肢です。
こんな家族におすすめ
宿泊費を抑えたい家族、無料ランドリーを使いたい家族、西門駅からの移動距離を短くしたい家族におすすめです。
子供の年齢別におすすめホテルを選ぶなら
赤ちゃん・乳幼児連れ

乳幼児用品を重視するなら、路徒行旅・台北中華館または台北ガーデンホテルが候補です。
どちらもベビーバスやベッドガードなどの貸し出しがあります。台北ガーデンホテルでは、ベビーベッドや哺乳瓶消毒器も数量限定で用意されています。
ただし、貸し出し用品は当日申し出ても在庫がない可能性があります。予約後、ホテルへ早めに連絡しておきましょう。
幼児から小学校低学年

子供がホテル内でも遊びたがる年齢なら、シェラトングランド台北ホテルや路徒PLUS行旅が向いています。
特にシェラトングランド台北ホテルの親子テーマ客室は、ホテル自体を旅行の目的の一つにできます。雨が多い日や暑さが厳しい時期にも、外出時間を短くして過ごせるのがメリットです。
小学生を含む4人家族

小学生を含む4人家族では、ベッドの広さと客室定員を優先しましょう。
路徒PLUS行旅やシーザーメトロ台北には、ダブルベッド2台の4人向け客室があります。アンバ台北西門町館ホテルでは、対象客室を選べば、12歳以下の子供2人まで既存ベッドで宿泊できる条件があります。
子供が大きくなるほど、添い寝では窮屈になります。料金だけでなく、ベッド幅も確認して選ぶことが大切です。
台北の子連れホテル予約で注意したいこと
添い寝無料でも朝食は別料金の場合がある
子供の宿泊料金が無料でも、朝食料金が含まれているとは限りません。
アンバ台北西門町館ホテルでは、対象客室で12歳以下の子供が追加室料なしで宿泊できる一方、通常は朝食が含まれません。台北ガーデンホテルでも、朝食料金が別に設定されています。
朝食付きプランと素泊まりプランの差額が大きい場合は、ホテル周辺の朝食店を利用する方法もあります。
ベビーベッドは客室を狭くすることがある
ベビーベッドを入れると、スーツケースを広げるスペースやベビーカーを置く場所が狭くなります。
20平方メートル前後の客室を選ぶ場合は、ベビーベッドを設置できるかだけでなく、設置後に通路を確保できるかもホテルへ確認すると安心です。
予約サイトごとに子供の条件が異なる表示になることがある
ホテル公式サイトでは宿泊可能と書かれていても、予約サイトでは同じ人数を入力すると客室が表示されない場合があります。
その場合は、無理に大人の人数を減らして予約せず、別の予約サイトやホテル公式予約ページを確認しましょう。予約後に宿泊人数を追加すると、追加料金や客室変更が必要になる可能性があります。
まとめ|台北の子連れホテルは設備より「家族に必要な条件」で選ぼう
台北には、滑り台付きの親子テーマ客室から、4人部屋、無料ランドリーを備えた実用的なホテルまで、さまざまな家族向け宿泊施設があります。
ホテル内で子供を遊ばせたいならシェラトングランド台北ホテル、台北駅の利便性と4人部屋を両立したいなら路徒PLUS行旅が有力です。
乳幼児用品を重視するなら路徒行旅・台北中華館や台北ガーデンホテル、4人で泊まれる広さを重視するならシーザーメトロ台北が候補になります。
西門町での食事や買い物を優先するなら、アンバ台北西門町館ホテル、ジャストスリープ西門館、シティイン 台北西門捷運店も利用しやすいでしょう。
子連れホテル選びでは、単に「子供歓迎」と書かれているかだけでなく、客室定員、ベッド幅、駅からの移動、洗濯設備、貸し出し用品まで確認することが大切です。
家族の人数と子供の年齢を正確に入力し、複数の予約サイトで料金と宿泊条件を比較して、無理なく過ごせるホテルを選んでください。
親子での2泊3日台湾旅行のモデルコースはこちらにまとめました。





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