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台北迪化街の歴史と魅力:メインストリートを外れてみよう

台湾情報
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台北に来たら、一度は訪れて欲しいのが迪化街です。旅行の思い出になる雑貨や、お土産などがここで揃います。この記事では、迪化街の歴史、見どころ、観光に最適な時期。そして観光客向けのメインストリートから通り一つ変わるだけで値段が大きく変わる乾物屋をご紹介します。

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歴史的背景

台北の迪化街(てきかがい)は、台湾の歴史的な問屋街として知られています。この街は18世紀末に発展し始め、日本統治時代には商業地区として台湾随一の賑わいを見せました。迪化街は「大稲埕」(だいとうてい)と呼ばれ、地方出身の人々が集まり、商業活動が盛んに行われていた場所です。1947年に「迪化街」と命名され、その後も歴史的な建物の保存活動が行われ、現在のようなレトロな街並みと現代のショップが融合した魅力的な観光地として発展しました。

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観光の見どころ

迪化街は、漢方薬や乾物、布地などの問屋が集まる賑やかな通りで、台湾の伝統と現代の魅力が共存しています。迪化街のメインストリートは約1キロの長さで、歩くだけで楽しいお店がひしめき合っています。以下に迪化街の観光スポットを紹介します。

台北霞海城隍廟

台北霞海城隍廟は、縁結びの神様が祀られている廟で、百年以上の歴史を持ちます。月下老人像を参拝すると、赤い糸で結ばれた運命の人と出会えると言われており、多くの参拝者が訪れます。

永楽市場

永楽市場は、布類を専門に扱う商店が集まった市場で、ハンドメイド好きにはたまらない場所です。布だけでなく、バッグや小物も並んでおり、お土産探しにもぴったりです。

レトロなカフェや雑貨ショップ

迪化街には、古い建物をリノベーションしたレトロ感あふれるカフェや雑貨ショップが多くあります。雑貨好き女子なら1日中楽しめる場所です。竹細工やお線香、灯籠など伝統的な雑貨を売る店も多く、台湾ローカルの日常を肌で感じることができます。

グルメ

迪化街はグルメも豊富で、レストランやカフェ、小吃(シャオツー)のお店が並びます。週末には屋台が出たり、行列が出来る人気店もあります。特におすすめなのは、魯肉飯や麺料理、杏仁スイーツです。

「孤独のグルメ」でも登場した小吃店「永楽担仔麺」も近くにあります。

混雑時期

迪化街が最も賑わうのは旧正月前の1~2週間です。この時期は「年貨大街」となり、夜まで営業する店も多く、さまざまな食べ物の屋台が出て、旧正月の華やいだ雰囲気を楽しむことができます。また、週末や春節シーズンも混雑しますが、観光客が少ない11月から1月のオフシーズンは、ゆったりとした散策が楽しめます。

アクセス方法

迪化街へのアクセスは、地下鉄(MRT)やタクシーが便利です。MRT雙連駅(R12)から徒歩約10分、MRT松山線「北門」駅から徒歩約10分で到着します。また、台北駅からタクシーで約3分、料金は約100ニュー台湾ドル(約456円)です。

メインストリートの乾物は旅行者価格なのでご注意!

迪化街では、各種乾物がお土産に最適です。特にきくらげ、しいたけ、干しエビ、干し貝柱などは、迪化街のメインストリートでも沢山のお店が並んでいます。しかし、メインストリートよりも奥の歸綏街沿いの乾物屋で購入すると、半値近くで手に入れることができるため、地元民はこちらで買い物をします。実際に歸綏街にある乾物屋「添従食品行」で買った干し小貝柱は600グラム600元、干しエビは600グラム350元から650元で、どちらもメインストリートの半額程度です。干し小貝柱は炊き込みご飯に。台湾の干しエビは、身が大きく、チャーハンに入れたり、スープにも最適です。

まとめ

迪化街は、台湾の伝統と現代の魅力が融合した観光地で、歴史的な街並みやショップ、グルメが楽しめます。アクセスも良く、混雑時期を避けて訪れることで、ゆったりと観光を楽しむことができます。台湾観光の最後に訪れて、旅行の思い出にぴったりな雑貨を選ぶのもおすすめです。ぜひ、迪化街を訪れて台湾の魅力を満喫してください。

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